インスタでは、ダイレクトメッセージの画面でアイコンに緑のマークが表示されることがあります。
これは、アカウントがオンライン中であることを知らせるサインです。
しかしながら、ユーザーが今、インスタを利用しているということがわかる便利な機能である一方、自分の状況がバレてしまうことに抵抗感を持っている人たちも少なくありません。
実際のところ、リアルタイムでインスタを利用していることを隠すことはできるのでしょうか?
この記事では、インスタでオンラインを示す緑のマークを消す方法を解説しています。また、オンライン表示のメリットとデメリットについても紹介しているので参考にしてみてください。
- インスタでオンライン中を示す緑のマークの消し方がわかる。
- オンライン表示の長所と短所が明らかになる。
インスタでオンライン中を示す緑のマークを消す方法
さて、インスタでオンラインを示す緑のマークを消すには、どうすればよいのでしょうか?
その方法は大きく2つあると言えます。
インスタでオンラインを示す緑のマークを消す3つの方法
- 方法1 アクティビティステータスの表示をオフにする。
- 方法2 アカウントの制限機能を利用する。
ここでは、それぞれのやり方について説明していきます。
方法1 アクティビティステータスの表示をオフにする
第1に、自分がオンライン中であることをすべてのユーザーに知られたくない人は、アクティビティステータスの表示をオフにしましょう。具体的には、次の手順にしたがって設定を行ってください。
全ユーザーに対してオンライン中であることを消す方法
- ステップ1 プロフィールページにアクセスする。
- ステップ2 画面の右上にある三本線を選択する。
- ステップ3 「設定」をタップする。
- ステップ4 「プライバシー設定」をタップする。
- ステップ5 「アクティビティのステータス」を選択する。
- ステップ6 「アクティビティステータスを表示」のチェックを外す。
上記の設定が完了すると、自分のアイコンにオンライン状態を示す緑のマークが出てこなくなるので、インスタを利用しているすべての人たちにログイン状況を知らせずに済みます。
方法2 アカウントの制限機能を利用する
第2に、特定の人に絞ってオンラインの表示を消したいときは、アカウントの制限機能を利用しましょう。
そのやり方は次のとおりです。
特定の人にだけオンライン中であることを消す方法
- ステップ1 相手のプロフィール画面を開く。
- ステップ2 右上にある「…」を選択する。
- ステップ3 「制限する」を選択して完了。
ただし、上記の方法が完了すると、相手のオンライン状況もわからなくなります。
さらに、緑のマークが消えるだけではなく、相手からのコメントも非表示になってしまうので注意してください。
オンライン中の表示を消すメリット
ところで、オンライン表示を消す設定を行うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、次に挙げる3つの長所について説明していきます。
オンライン表示を消すメリット
- メリット1 自分のプライバシーを守れる。
- メリット2 メッセージを都合の良いときに返しやすい。
- メリット3 インスタにはまっていることを隠せる。
メリット1 自分のプライバシーを守れる
第1に、自分のプライバシーを守れるというメリットがあります。
相手にオンライン状態がわかってしまうと、自分が今、インスタを使っているという事実がバレてしまいます。
もし、恋人に連絡を返していないのにもかかわらず、相手にインスタを閲覧していることが知られてしまうと、「インスタを見ている暇があるなら、メッセージを返せ!」と喧嘩になってしまうかもしれません。
また、会社の同僚や取引先の知り合いにリアルタイムの状況を逐一、知られてしまうのは嫌ですよね。けれども、オンライン中を示す緑のマークが非表示になっていれば、その心配もありません。
メリット2 メッセージを都合の良いときに返しやすい
第2に、メッセージを都合の良いときに返せるというメリットがあります。
自分がオンライン中であることを公開している場合、相手にDMを早く返さないといけないと焦ってしまう人たちもいると思います。いわゆる、LINEの既読無視が気まずい感覚と同じだと言ってよいでしょう。
しかしながら、オンライン中の表示を消しておけば、好きなタイミングでいつでも返信できます。
相手に気を使ってしまうことが多い人たちは設定を行うことを推奨します。
メリット3 インスタにはまっていることを隠せる
第3に、自分が頻繁にインスタを利用している事実を隠せるという長所があります。
フォロワーがログインするたびに、あなたのアカウントにオンライン中であることを知らせるマークが表示されていると、「この人、いつもインスタを使っている」と誤解されてしまうおそれがあります。
けれども、オンライン中の表示をオフにしておけば、自分がインスタばかり見て暇な人というレッテルを貼られてしまう心配は無くなります。
オンライン中の表示を消すデメリット
一方、オンライン表示を消すデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
これに関しては、大きく3つの短所があると考えられます。
オンライン中の表示を消すデメリット
- デメリット1 予期せぬメッセージが届く確率が下がる。
- デメリット2 急ぎの連絡を取る手段として使えない。
- デメリット3 返事を待つタイミングがわかりづらくなる。
ここでは、それぞれの項目について詳述していきます。
デメリット1 予期せぬメッセージが届く確率が下がる
第1に、オンライン中の表示を消すと、知り合いから予期せぬメッセージが届く確率が下がってしまうかもしれません。
例えば、同級生がインスタにログインした際に、あなたのアカウントに緑のマークが出ているのを見て、「今、インスタを使っているなら、久しぶりにメッセージしてみよう」と思う可能性がなくなってしまうわけです。
些細なことかもしれませんが、インスタを利用できる時間があるとわかるからこそ、気軽に話しかけられるということもあるのではないでしょうか。
デメリット2 急ぎの連絡を取る手段として使えない
第2に、インスタのログイン状況が不明なので、ユーザーが急ぎの連絡を取る手段として使えなくなるというデメリットがあります。
もちろん、メールアドレスや電話番号がわかっていれば問題はありませんが、SNSだけで連絡を取り合っている知人もいると思います。
その人たちからすれば、緊急の用事があったとしても、オンライン中の表示を消したアカウントの持ち主がリアルタイムでインスタを使っていないかもしれないので、すぐに連絡を取るための手段としては活用しづらくなってしまいます。
デメリット3 返事を待つタイミングがわかりづらくなる
第3に、DMのやり取りをしている相手は、返事を待つタイミングがわかりづらくなります。
オンライン中の表示が出ていれば、インスタを利用していることがわかるので、連絡が返ってくることが期待できます。
けれども、緑のマークが表示されない場合、相手のログイン状態が把握できません。
そのため、すぐに返事が来ないかもしれないと考えて、DMを見なくなる可能性があると推定されます。
自分のプライバシーは自分で守ろう
アカウントのオンライン状態を知らせる機能は、相手がインスタを利用している事実がわかるのでコミュニケーションを取るタイミングを判断するうえで役に立ちます。
しかしながら、「自分が今、何をしているのか?」という状況がバレてしまうのが嫌な人たちもいると思います。とりわけ、相手からの連絡を返していないときに、自分のオンライン状態が知られてしまうと、「インスタをやっている暇があるなら、連絡を返して欲しい」と思われるような気がして窮屈に感じますよね。
だからこそ、自分のプライバシーは自分で守ることが大切です。インスタをはじめとするSNSは連絡手段としても有用なサービスではありますが、24時間365日、だれかとつながっているのが面倒に感じることもあるでしょう。
本記事で紹介したオンライン表示を消す方法をうまく活用して、インスタとの適度な距離感を保ちながら、気楽に利用できる環境を作ってみましょう。