インスタで知り合った人から「ライン交換しよう」とメッセージが届いたとき、うまく断ることができずに困った経験のある方もいると思います。とりわけ、相手の気持ちを慮って、否定や拒絶をはっきり示すのが苦手な人であれば、いちいち悩んでしまって疲れてしまいますよね。
そうは言っても、実際のところは、どのようにしてライン交換を断ればよいのでしょうか?
この記事では、インスタでライン交換を上手に断る方法を解説しています。また、脈ありや業者の見分け方についても考察しているので、インスタを使っている人たちは参考にしてみてください。
- インスタのライン交換を上手に断る方法がわかる。
- 脈ありのサインについて考えるきっかけになる。
- 業者を見分けるコツについて学べる。
インスタでライン交換を上手に断る方法
さて、インスタでライン交換をうまく断るにはどうすればよいのでしょうか?
その方法は大きく3つあると言ってよいでしょう。
インスタのライン交換を上手に断る方法
- 方法1 親に禁止されていると伝える。
- 方法2 恋人がいると連絡する。
- 方法3 乗っ取られてから使っていないと嘘をつく。
ここでは、それぞれの方法について説明していきます。
方法1 親に禁止されていると伝える
第1に、SNSで知り合った人と連絡先を交換することを親に禁止されていると伝える断り方があります。特に、中学生や高校生などの未成年の方たちにおすすめの方法です。
近年、インスタやTwitterを使って未成年を誘拐する事件が発生しています。その意味では、スマホを子どもに持たせている親のなかには、SNSを介して不特定多数の個人と交流することをネガティブに思っている人たちもいるはずです。
こうした背景をうまく使って断ることで「親にダメって言われている以上、仕方がない」と諦めてくれる可能性はあると思います。子どもが親の経済的保護を受けている以上、ルールを破ればスマホを没収されるかもしれないわけですから、堂々と禁止されていることを宣言しましょう。
ただし、「親に禁止されている」といった表現は、本当はラインIDを交換したいけれども、特別な事情があってできないという相手にとって都合の良いニュアンスを持っています。そのため、人によっては何とかして聞き出そうとするかもしれないので注意してください。
方法2 恋人がいると連絡する
第2に、恋人がいると連絡して断る方法があります。これはストレートな表現ですので、相手が諦める可能性は極めて高いと言ってよいでしょう。
勇気がある人は嘘でもよいので、「好きな人がいる」と言ってライン交換を拒否することを推奨します。相手に好きになってもらったけれども、気持ちに応えられないときは自分との恋を諦めさせるのが残酷なようで最も誠実な振る舞いであると思います。
どんなに頑張っても実らないことに努力するのは時間の無駄です。高い山から空を飛ぼうとするペンギンに対して、「あなたなら大丈夫だよ」と応援してペンギンが飛べば、間違いなく地面に叩きつけられて息絶えてしまいます。もちろん、どのようなことであっても未来に関しては可能性を否定できません。
とはいえ、自分の気持ちが明らかならば、なるべく直接的な表現で断ってあげたほうが次の恋に進みやすいので、長い目線で見れば、相手のためにもなるのでないでしょうか。
方法3 乗っ取られてから使っていないと嘘をつく
第3に、過去にラインを乗っ取られてから使っていないと嘘をつく断り方があります。
近年、不正アクセスによってラインのアカウントを盗まれてしまう事件が頻発しています。したがって、全く筋違いな言い分ではないと考えられます。実際に、みなさんのなかにもラインを盗まれて、知人に詐欺を働かれて困った経験のある方たちもいるのではないでしょうか。
このようなケースを逆に利用して「乗っ取りが怖いから利用してない」と言えば、相手も信じてくれるかもしれません。
無論、「このご時世にラインを使っていないなんてあり得ない」と勘ぐられてしまう可能性はあるでしょう。これに関しては、相手の考え方次第なのでどうすることもできません。ライン交換を断る目的は、あくまでも「疑われないこと」よりも「リアルタイムで気まずい思いをせずに連絡先を交換しなくて済むこと」にあります。
そのため、小説家になったつもりで相手が快く諦められるようなフィクションを演出することに努めましょう。
上記の方法を試してもなお、執拗にライン交換を迫ってくる人は、インスタの「ブロック機能」で拒否してもよいかもしれません。
脈ありのサインは?
なお、自分がインスタで知り合った人とライン交換したい場合、脈ありのサインについて知りたい方もいると思います。果たして、相手がOKしてくれる可能性は何から判断すればよいのでしょうか?
これに関しては、一概に言えませんが、「会う意思があるかどうか?」がひとつの判断基準になると言ってよいと思います。例えば、インスタのDMや電話で軽く「今度、美味しいご飯、一緒に食べたいねー」と話した際に、「いいね!いついく?」などの前向きな回答があった場合、それがまだ友達関係だったとしてもライン交換を断られる可能性は低いと考えられます。
逆に、はぐらかされるようなことがあった場合は、ライン交換も拒否されてしまうおそれがあるので、念のために心の準備をしておきましょう。
また、しばらく連絡をしなかったときに相手からDMが届くなどのアクションがあったときは脈ありと考えてもよいかもしれません。ただ、人間関係における距離感は一人ひとりによって異なるので、ライン交換ができるからと言って気があるとは必ずしも言えないので、あまり先走りすぎないように注意しましょう。
見知らぬ女性や男性からDMが来たときは業者かもしれない
また、見知らぬ女性や男性からDMが来たときは、あなたを騙すことを目的で連絡してきた悪徳業者かもしれないので気をつけてください。
特に、ぼったくりバーや結婚詐欺などの金銭的な被害にあった場合は警察や弁護士に速やかに相談しましょう。ここでは、業者の見分け方として大きく3つの方法を挙げておきます。
業者の見分け方
- 見分け方1 本名を確認してFacebookなどの別なSNSで検索してみる。
- 見分け方2 デートの場所を自分で決定し続ける。
- 見分け方3 リア友との繋がりを確認する。
上記の見分け方について、くわしく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
断るのは悪いことではない
相手の気持ちがわかっているがゆえに、ライン交換を断るのが心理的に辛いという人たちもいるはずです。けれども、「NO」という言うことは決して悪いことではありません。むしろ、はっきりと気持ちを伝えたほうが結果としてスッキリすることもあるでしょう。
とはいえ、本音は他人を傷つける力もあるので、使い方には注意が必要です。人によっては逆恨みすることもあるでしょう。その意味では、自分を守るために敢えて上手な断り方を身につけておくのも賢い生き方であると思います。
インスタをはじめとするSNSが当たり前のように使われている現代では、オフラインの生活で出会うことのない個人とコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。なかには、自分の人生を大きく左右する危険な相手もいるので、くれぐれも関わり方については気をつけてください。