インスタのアカウントは必ずしも実名で登録されているとは限りません。したがって、あなたをフォローしているユーザーのなかには、「この人は誰なのか?」と正体不明な人たちもいるでしょう。
とはいえ、相手は自分のことを知っているけれども、自分は相手のことを知らないのは気持ち悪いときがありますよね。改めて、アカウントを所有している人を調べるには、どうすればよいのでしょうか?
この記事では、インスタのアカウントが誰かわかる方法を解説しています。インスタで正体を突き止めたい相手がいる人たちのお役に立てば幸いです。
- インスタでアカウントの正体を暴くことができる。
- 嫌がらせの相手を特定できる可能性がある。
インスタのアカウントが誰かわかる方法5選
さて、インスタでアカウントの所有者を突き止めるには、どうすればよいのでしょうか?
これに関しては、大きく5つの方法があると考えられます。
ここでは、それぞれのやり方について説明していきます。
方法1 ユーザーIDを別なSNSで調べる
第1に、ユーザーIDを別なSNSで調べる方法があります。
本人が複数のSNSを使っている場合、インスタと同じユーザーIDをTwitterやFacebookでも登録している可能性が少なからずあるはずです。完全に一致していなかったとしても、特徴的なキーワードの一部が共通しているかもしれないので確認してみましょう。
具体的には、各SNSに設置されている検索エンジンに@以降の英数字を入力してみてください。実際に、相手が同じユーザーIDを使用している場合、本名や顔写真が掲載されたアカウントが検出されるでしょう。
ただし、相手がランダムな英数字の組み合わせをユーザーIDとして使っている場合は特定するのは難しいので、別なやり方を検討してみてください。
方法2 連絡先から追跡する
第2に、連絡先を連携することで正体を暴ける可能性があります。
インスタでは、自分の端末に保存されている知り合いの電話番号やメールアドレスをアップロードすると、相手のアカウントを友達の紹介としてサジェストしてくれる機能があります。これに関しては、Instagramの公式HPでも次のように記載されています。
Instagramのアカウントをデバイスの連絡先リストにリンクすると、連絡先に基づいておすすめのアカウントが表示されます。このInstagramからのおすすめは、携帯電話またはフィード内にお知らせとして届きます。リンクした連絡先リストは定期的に同期され、サーバーに安全に保存されますが、同期した連絡先はいつでも削除できます。Instagramに電話番号やメールアドレスを登録している場合、あなたを連絡先としてデバイスの連絡先リストに登録している利用者にあなたのアカウントがおすすめとして表示される可能性があります。
Instagramヘルプセンター『Instagramを携帯電話の連絡先リストにリンクするとどうなりますか。』より引用(最終確認日:2022年5月28日)
とはいえ、単純に連絡先を同期するだけでは、アカウントの所有者を見破ることはできません。
より具体的に言えば、アカウントを分析して、数人の目星をつけておく必要があります。そのうえで、連絡先のバックアップを取得してから、怪しい人物だけが連絡先に登録された状態でインスタと連携させましょう。もしかしたら、数日後に特定のアカウントがおすすめのユーザーとして表示されるかもしれません。
方法3 相手のフォロワーに聞く
第3に、相手のフォローリストからリアルで関わりがありそうなユーザーを見つけて、DMなどでアカウントの所有者について聞くという方法があります。
とはいえ、いきなり知らない相手から特定のユーザーについて教えてくれと言われても、怪しまれるでしょう。そのため、本人から大事な相談があると連絡が来たけれども、誰かわからないので困っているといった言い方で確認するのがよいと思います。
聞かれた側からしても、本人のためなら教えてもよいという心理が働く可能性があります。一人だけではなく、複数人に確認するのも有効であると考えられます。
方法4 発信者情報開示請求を実行する
第4に、発信者情報開示請求を実行することで、アカウントの所有者を暴くことができます。特に、相手が法的に処罰の対象となるような迷惑行為を働いている場合は利用を積極的に検討してみてください。
発信者情報開示請求とは、インターネット上で自分や自社に対する誹謗中傷などの攻撃があった場合に、それを実行した人の住所や氏名を特定するための情報を開示するよう請求する手続きです。
近年、芸能人などの有名な人たちがインスタなどで匿名のユーザーから誹謗中傷の被害を受けたときに、相手を訴えるために利用しています。また、アカウントを盗んだ犯人を特定する方法としても有効なので検討してみてください。
方法5 専門家に相談する
第5に、探偵事務所やSNS関係の専門家に相談してみるのも有効な方法であると言えます。
インスタをはじめとするSNSが普及したことによって、対人関係におけるトラブルも増えています。夫や妻の浮気に加えて、詐欺やいじめなどの事件に発展して人生が台無しになってしまった方たちもいるのが実情です。
こうした背景もあって、探偵や弁護士などの専門家たちでも、SNSに対応した案件を取り扱うところが増えてきました。当然ながら、彼らはアカウントの所有者を暴く調査や手続きを代行していますので、お金に余裕があるならば頼んでみるのもよいでしょう。
嫌がらせには毅然と対応しよう
アカウントの匿名性を悪用して、執拗に嫌がらせを続ける愚かな人たちも蔓延っています。しかし、近年では、相手を特定して法的に解決する手段が少しずつ整ってきました。それゆえ、彼らに対して泣き寝入りしなくても済むわけです。むしろ、専門家を介して損害賠償を請求したほうが再犯を防止できるのでよいかもしれません。
嫌がらせする人たちが悪いのですから、毅然と対応することが大切です。もちろん、時間的にも、心理的にも辛い気持ちになるは理解できますが、問題の元凶を根絶して平和な日常を取り戻したほうがスッキリするのではないでしょうか。
なお、政府でもSNSに特化した相談窓口を紹介しているので、一人で悩まずに誰かに相談してみたほうがよいでしょう。当サイトでも悩み相談を受け付けているので気軽に連絡してみてください。
【SNSやチャットでの相談を受ける団体】