スマホの機種変更に伴ってアカウントを引き継ぎする際に、やり方がわからずに困っている人たちもいると思います。
また、企業アカウントの管理者を変更するときに他人に引き継がなければいけないときもありますよね。
実際のところ、インスタのアカウントを端末間で受け渡すにはどうすればよいのでしょうか?
この記事では、インスタのアカウントを引き継ぎする方法を解説しています。加えて、引き継ぎが失敗してしまう原因についても紹介しているので、インスタを利用している人たちは参考にしてみてください。
- インスタのアカウントを引き継ぐ方法がわかる。
- 引き継ぎに失敗する原因を学べる。
- 他人のアカウントを引き継ぐときの注意点を確認できる。
インスタのアカウントを引き継ぎする方法
さて、インスタのアカウントを別な端末に引き継ぐには、どうすればよいのでしょうか?
これに関しては、iPhoneやAndroidなどのスマホとパソコンのブラウザで若干、やり方が違います。
ここでは、それぞれの引き継ぎ方について説明していきます。
iPhoneとAndroidの場合
iPhoneとAndroidでインスタのアカウントを引き継ぐ方法は次のとおりです。
iPhoneとAndroidでインスタのアカウントを引き継ぐ方法
- ステップ1 iPhoneやAndroid端末にInstagramのアプリをダウンロードする。
- ステップ2 アプリを開いたらユーザーネームとパスワードを入力してログインする。
- ステップ3 ログインが完了したら引き継ぎが完了します。
投稿、フォロー、フォロワーなどのデータは、インスタのサーバーに保存されているので、正常に引き継ぎすれば、今まで通り問題なく使用できるので安心してください。
PCの場合
続いて、PCのブラウザでインスタのアカウントを引き継ぐ方法は以下のとおりです。
PCでインスタのアカウントを引き継ぐ方法
- ステップ1 インスタのログインページにアクセスする。
- ステップ2 引き継ぎたいアカウントのユーザーネームとパスワードを入力してログインする。
- ステップ3 ログインが完了したら引き継ぎが完了します。
アカウントのユーザーネームとパスワードさえ分かれば、だれでも比較的に簡単な操作で引き継ぎの作業を完了させることができます。そのため、事前にログイン情報を必ず調べておきましょう。
他人が所有するアカウントを引き継げるのか?
また、他人が所有するアカウントを引き継ぐことはできるのでしょうか?
結論から言えば、他人のアカウントを引き継ぐことは可能です。
インスタでは、他人へのなりすましや不正確な情報の提供を禁止していますが、本人が明示的に許可している場合は問題ないと言ってよいでしょう。
すなわち、アカウントの所有者がメールやLINEでアカウントを引き継ぐことを許可する旨を明らかにし、所有者自らがアカウントのログイン情報を伝えた場合は他人が所有するインスタのアカウントを引き継ぐことは可能なのです。
ただし、相手のアカウントに勝手にログインする行為は立派な不正アクセスに該当するので、絶対にやめましょう。
アカウントの引き継ぎが失敗する5つの原因
なお、アカウントの引き継ぎが失敗してしまう可能性も決してゼロではありません。
ここでは、アカウントの引き継ぎが失敗してしまう5つの原因について説明していきます。
原因1 パスワードを忘れた
第1に、ログインするためのパスワードを忘れると、アカウントの引き継ぎができません。
その場合は、パスワードの再発行に関する手続きを進めましょう。
パスワードを再発行する方法
- ステップ1 ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」を選択する。
- ステップ2 「ユーザーネームまたはメールアドレス」を選択し、どちらかを入力して検索する。
- ステップ3 引き継ぎ専用のアカウントが表示されたことを確認する。
- ステップ4 「パスワードリセットメールを送信」を選択する。
- ステップ5 メールあるいは電話番号に届くメッセージのパスワードリセットに関するURLを選択する。
- ステップ6 新しいパスワードを設定して「パスワードをリセット」を押したら完了する。
なお、引き継ぎアカウントの所有者が他人である場合、パスワードをリセットするためのメッセージが相手に届きます。そのため、あらかじめパスワードを再発行することを伝えておきましょう。
原因2 ログイン情報に間違いがあった
第2に、ログイン情報に間違いがあって、アカウントの引き継ぎが失敗してしまうことがあります。
インスタのログインには、パスワードに加えて、ユーザーネーム・メールアドレス・電話番号のいずれかが必要になります。
1文字でも間違っているとログインできないので、入力情報に間違いがないか落ち着いて確認しましょう。
特に、複数のアカウントを利用している人たちは登録情報を混同しやすいので注意してください。
原因3 通信環境が悪いところで操作している
第3に、通信環境が悪いところで操作していると、何らかのエラーが発生する可能性が高くなるので気をつけてください。
特に、電車や地下など電波が届きづらい場所にいるときは引き継ぎの設定を控えることを推奨します。
また、通信速度に制限がかかっていたり、フリーWi-Fiにログインせずに接続していたりする場合、インターネット接続が不安定になりやすいので注意してください。
原因4 二段階認証の設定をオフにし忘れた
第4に、二段階認証の設定をオフにし忘れた場合、引き継ぎするアカウントにログインできずに失敗する可能性があります。
特に、機種変更に伴って電話番号を変更していたり、他人が運用していたアカウントを受け取ったりするときは、現在、自分が使用している電話番号では認証を完了できません。
そのため、アカウントを引き継ぎする前に二段階認証の設定を必ずオフにしておきましょう。
原因5 アカウントの追加数が上限に達している
第5に、アカウントの追加数が上限に達している場合、引き継ぎがうまくいきません。
インスタには、同時にログインして管理できるアカウントが最大5個までという上限が設定されています。これに関しては、 Instagramのヘルプセンターでも次のように明示されています。
アカウントは5件まで追加できます。
Instagramヘルプセンター『複数のInstagramアカウントを追加し、アカウントを切り替えるにはどうすればよいですか。』より引用(最終確認日:2021年12月2日)
実際に、6個目のアカウントを追加しようとするとエラーが出てログインできません。したがって、アカウントを引き継ぐ際は、すでにログインしている別のアカウントを事前にログアウトさせておく必要があります。
過去の投稿を失いたくときはバックアップを取ろう
引き継ぎに失敗すると、最悪の場合、アカウントを利用できなくなるおそれがあります。
そのため、万が一のときに備えてバックアップを取得しておくことを推奨します。
インスタのバックアップ機能を使えば、プロフィール情報やこれまで投稿した写真・動画などのデータを指定したメールアドレスに送ることができます。そのやり方は次のとおりです。
引き継ぎアカウントのバックアップを取得する方法
- ステップ1 プロフィール画面の右上にある「三本線」を選択する。
- ステップ2 「設定」を選択して「セキュリティ」にアクセスする。
- ステップ3 「データをダウンロード」を選択する。
- ステップ4 データを受信したいメールアドレスを入力して「ダウンロードをリクエスト」を選択する。
- ステップ5 アカウントのパスワードを入力して「次へ」を選択して完了。
データが届くまで最大で48時間かかります。加えて、データをダウンロードするリンクは4日間の有効期限がありますので、ご注意ください。
引き継ぐ前の準備をしっかりしよう
以上、インスタのアカウントを引き継ぐ方法について紹介してきました。
基本的にユーザーネームとパスワードさえわかれば、アカウントの引き継ぎ作業は簡単に済ませることができます。
ただ、失敗するリスクもいくつかあるので上記の内容を踏まえたうえで、事前の準備を怠らないように気をつけてください。