インスタのアカウントを消したのにもかかわらず、プロフィールがまだ残っていて困っている人たちもいると思います。
実際のところ、インスタのアカウントを消去できていないのは、どうしてなのでしょうか?
この記事では、インスタのアカウントを削除したのに表示される6つの理由を解説しています。加えて、具体的な対処方法についても紹介しているので、アカウントを確実に消したいと考えている人たちは参考にしてみてください。
- インスタのアカウントを削除したはずなのに表示されている理由がわかる。
- インスタのアカウントを確実に消去する方法がわかる。
インスタのアカウントを削除したのに表示される6つの理由
さて、インスタのアカウントを削除したのにもかかわらず、なぜアカウントが表示されたままになっているのでしょうか?
その理由は大きく6つあると考えられます。
インスタのアカウントを削除したのに表示される6つの理由
- 理由1 アカウントを一時停止している。
- 理由2 端末からアプリを消して終わっている。
- 理由3 ログアウトしただけになっている。
- 理由4 インスタでバグが発生している。
- 理由5 通信環境が悪いところで操作している。
- 理由6 削除してから30日間が経過していない。
ここでは、それぞれの理由について説明していきます。
理由1 アカウントを一時停止している
第1に、アカウントを一時停止しただけで削除できていない可能性があります。
インスタには、ユーザーが一時的にサービスと距離を置くために「一時停止」という機能があります。
アカウントを削除するのではなく、一定期間に限定してやめることで「インスタが自分にとって本当に必要なものなのか?」を考えることができるので便利です。
加えて、アカウントを一時停止している間は、他のユーザーがプロフィールや投稿を閲覧できない仕様になっています。そのため、フォロワーからの反応を気にする必要もありません。
ただし、アカウントを一時停止したとしても、プロフィールや投稿が削除されるわけではないので注意してください。なお、インスタの一時停止についてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
理由2 端末からアプリを消して終わっている
第2に、端末からアプリを消して終わっていることから、インスタのアカウントを削除できていないと考えられます。
残念ながら、スマホのアプリをアンインストールするだけでは、インスタを退会できません。
あくまでも、その端末からアプリが消えるだけで、他のユーザーはプロフィールや投稿をいつでも閲覧できます。
理由3 ログアウトしただけになっている
第3に、インスタをログアウトしただけの状態になっている場合があります。
インスタをログアウトすると、自分のスマホやパソコンからは見れなくなるので削除されているように思う方もいるかもしれませんが、その端末とアカウントの接続を切っているだけに過ぎないので注意してください。
なお、インスタのログアウトについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
理由4 インスタでバグが発生している
第4に、インスタでバグが発生していることが原因でアカウントを削除できていない可能性があります。
インスタがプログラミング技術を基盤とするインターネットのサービスである以上、システムの不具合を避けることはできません。
もし、インスタの障害でアカウントを削除できないと思ったら、他のSNSで「インスタ バグ」と検索してみてください。本当にバグが起こっているのであれば、同じような現象で困っている人たちが話題にしている可能性があります。
とはいえ、運営側がバグを修正するまで待つ以外にはないので、しばらく時間を置いてから再度、退会の手続きを行いましょう。なお、インスタの不具合を調べる方法に興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
理由5 通信環境が悪いところで操作している
第5に、通信環境が悪いところで操作していることから、アカウントの削除が反映されていないのかもしれません。
特に、電車や地下など電波が届きづらい場所にいる場合、端末が圏外になるおそれがあります。
あるいは、フリーWi-Fiにログインせずに繋がっていると、スマホやPCがオフライン状態になってしまうことがあるので気をつけてください。
理由6 削除してから30日間が経過していない
第6に、アカウントを削除してから30日間が経過していないことから、消えていないと推定されます。
実際に、インスタのアカウントを2021年11月1日に消す場合、退会専用ページに次のようなことが書かれています。
続行すると、プロフィールとアカウントの詳細は12月 01, 2021に削除されます。今から削除されるまでの間、Instagramで非表示になります。気が変わった場合には、削除される日より前にもう一度ログインしてアカウントを継続するよう設定してください。
Instagram『アカウントを削除』より引用(最終確認日:2021年11月1日)
上記の引用を踏まえると、アカウントの削除申請が完了してから30日間が経過しない限り、プロフィールやアカウントの詳細を完全に消せないと言えます。
アカウントを削除したのに消えないときの対処法
さて、以上の理由を踏まえたうえで、アカウントを削除したのに消えないときの対処法について説明していきます。
結論から言えば、正規の退会手続きを行ったうえで、30日間が経過するのを待つことでアカウントを確実に削除できます。
具体的なやり方は次のとおりです。
アカウントを削除したのに消えないときの対処法
- ステップ1 アカウントを削除する専用ページにアクセスする。
- ステップ2 削除理由を選択する。
- ステップ3 パスワードを入力する。
- ステップ4 「削除する」を選択する。
- ステップ5 30日間が経過したときにアカウントが完全に消去される。
なお、インスタの退会手続きを行うためには、アカウントにログインする必要があるので注意してください。
上記の方法で削除できない場合は、インスタの運営側に問題として報告することを推奨します。
アカウントを消すまえに注意すべき3つのこと
ただし、アカウントを消す前には次に挙げる3つの注意点に気をつけてください。
アカウントを消すまえに注意すべき3つのこと
- 注意点1 30日が経過すると復元できない。
- 注意点2 フォロワーに挨拶しよう。
- 注意点3 投稿写真が消えてしまう。
ここでは、それぞれの項目について説明していきます。
注意1 30日が経過すると復元できない
第1に、アカウントを削除してから30日が経過すると復元できなくなるので注意してください。
これに関しては、Instagramの公式ページでも次のように記述されています。
アカウントの削除をリクエストしてから30日後にはアカウントとすべての情報が完全に削除され、情報を取得できなくなります。この30日間、コンテンツには引き続きInstagramの利用規約およびデータに関するポリシーが適用されます。他の利用者がInstagramで当該コンテンツを閲覧することはできません。
Instagram『自分のInstagramアカウントを削除するにはどうすればよいですか。』より引用(最終確認日:2021年11月1日)
上記の引用を踏まえたうえで、消去したアカウントを元に戻したい場合は、30日以内に元に戻すか否かを判断するようにしましょう。
なお、アカウントが完全に削除されるまでの間は同じユーザー名でアカウントを作成できないので気をつけましょう。
注意2 フォロワーに挨拶しよう
第2に、インスタだけで繋がっているフォロワーに対して挨拶してからアカウントを削除しましょう。
アカウントが急に消えてしまうと、「何かあったのではないか?」と心配する人たちもいるはずです。
そのため、「インスタをやめることにしました!今までありがとう!」と一言、投稿しておくことを推奨します。
注意3 写真など思い出も消えてしまう
第3に、インスタのアカウントを完全に削除してしまうと、自分がアップロードしてきた投稿も一緒に消えてしまいます。
そのなかに思い出の写真や動画が紛れている場合は、必ずバックアップをとっておきましょう。
30日間が経過してしまうと、2度と復元できなくなってしまうので注意してください。
正規の退会手続きを完了させよう
通常、インスタの退会手続きを完了させれば、アカウントは30日間に完全に消去できます。
削除したのにもかかわらず残っている場合、上記で紹介したような原因があるはずです。
冷静に問題を特定して、正規の削除方法に準じてアカウントを消しましょう。