Twitter(ツイッター)を退会する際に、これまでに投稿してきたすべてのツイートを安全に削除したいと思っている方たちもいますよね。しかしながら、Twitterのアプリやブラウザ版では、ツイートを一括して削除できません。
過去から現在に至るまで1,000件以上のツイートを投稿してきた人ならば、1件ずつ削除することを想像すると、気が滅入ってしまうのではないでしょうか?
この記事では、ツイートを安全に全消しする3つの方法を解説しています。また、消したのに残っている理由や一括削除を試みる人たちの心理についても考察しているので、Twitterを利用している人たちは参考にしてみてください。
- ツイートを安全に全消しする方法がわかる。
- 過去を整理してスッキリした気持ちでTwitterを運用できる。
- Twitterを退会した後に過去の投稿で悩まずに済む。
ツイートを安全に全消しする3つの方法
ツイートを安全に全消しする方法は大きく3つあります。
ツイートを安全に全消しする3つの方法
- 方法1 アプリの使用後に連携を解除する。
- 方法2 ツイートの全消しを外注する。
- 方法3 1日あたりの削除数を決めて消去する。
ここでは、それぞれのやり方について説明していきます。
方法1 アプリの使用後に連携を解除する
第1に、黒歴史クリーナーなどの一括削除ツールを使った後に、アプリの連携を解除することで安全にツイートを全消しできる確率が高まると考えられます。ここでは、黒歴史クリーナーを使った場合の具体的なやり方を紹介します。
一括削除ツールを使って安全にツイートを消去する方法
- ステップ1 黒歴史クリーナーを開いて「ツイッターでログイン」する。
- ステップ2 黒歴史クリーナーとアカウントを連携する。
- ステップ3 タイムラインを読み込んで削除を開始する。
- ステップ4 一括削除が終了したら、「設定とプライバシー」にアクセスする。
- ステップ5 「セキュリティとアカウントアクセス」を選択する。
- ステップ6 「アプリとセッション」を選択する。
- ステップ7 「連携しているアプリ」を選択する。
- ステップ8 「黒歴史クリーナー」を選択する。
- ステップ9 「アプリの許可を取り消す」を選択して完了。
しかしながら、Twitterの外部ツールと一度でも連携する以上、絶対に安全であるとは言えません。万が一にでも、アカウントの悪用や個人情報の流出が気になる方はアプリを使ったツイートの全消しは控えましょう!
黒歴史クリーナーは3,200件まで投稿を削除できます。また、TweetDeleterやTweetEraserといったサービスもあるので、気になる方たちは調べてみてください。
方法2 ツイートの全消しを外注する
第2に、ランサーズやクラウドワークスなどの委託サービスを使って、ツイートの全消しを外注する方法があります。
その際に、ツイートの一括削除を委託する相手に外部ツールとの連携は禁止して、ひとつずつ手作業で削除してもらうことを条件に依頼するのを忘れないでください。
ツイートの全消しを外注する際の作業内容(例)
- ステップ1 ツイートの右上にあるチェックマークをタップする。
- ステップ2 「ツイートを削除」を選択して完了。
なお、委託料の相場は決まっていませんが、 単純な作業なので、ツイートの量に応じて3,000円〜6,000円程度で見つけられると思います。応募者が集まらないときは、1,000円単位で価格を上げていくことをおすすめします。
方法3 1日あたりの削除数を決めて消去する
第3に、1日あたりに削除するツイート数を決めて、計画的に消去する方法があります。
地道な作業ではありますが、このやり方が最も安全にツイートを全消しできるものです。
例えば、1,000件のツイートがある場合、1日30〜40件を消すようにすれば、1ヶ月以内にすべての投稿を削除できます。
全消ししたのに残っている3つの理由
なお、ツイートを削除したのに消えていない場合は、3つの理由が考えられます。
削除したのに消えない3つの理由
- 理由1 他のアカウントがコメント付きでリツイートしている。
- 理由2 削除したツイートがキャッシュで残っている。
- 理由3 スクショやコピペで他人に投稿が使われている。
残念ながら、上記のいずれかに該当する場合は、自分のアカウントからツイートを消去しても残ってしまうので、投稿を作成する際はくれぐれも気をつけてください。
一括削除したい人たちの心理
また、ツイートを一括削除したいと考えている人たちは、どのような心理状態にあるのでしょうか?
ここでは、大きく3つの視点から考察していきます。
一括削除したい人たちの心理
- 心理1 自分の知らないところでツイートを使われたくない。
- 心理2 過去の投稿を削除してスッキリしたい。
- 心理3 Twitterをやめるきっかけを作りたい。
心理1 自分の知らないところでツイートを使われたくない
まず、ツイートを全消ししたいと考えている人たちは、自分の知らないところでツイートを使われたくないと思っている可能性があります。
Twitterでは、一度、投稿されたツイートは他人に引用されたり、リツイートされたりするなど、さまざまな方法で拡散されていきます。なかには、ブログなどのウェブサイトに埋め込むユーザーもいるでしょう。
それを防ぐには、ツイートを削除するしかないわけです。
心理2 過去の投稿を削除してスッキリしたい
続いて、過去の投稿を削除してスッキリしたいと考えているのかもしれません。
人間の思想、感情、信条は時の経過に応じて変化するのが当たり前です。
とはいえ、一貫しない投稿を振り返ったときに、成長を感じる人もいれば、気持ち悪さを抱く人もいます。
そのため、一括削除を検討している人は、古いツイートを消して昔の自分と決別しようとしているのかもしれません。
心理3 Twitterをやめるきっかけを作りたい
最後に、Twitterに依存している場合は、すべての投稿を削除してやめるきっかけを作ろうとしていると推測されます。
なお、Twitterをやめることについて、くわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ツイートを削除するときの注意点
ツイートを全消しするときは、以下の項目に注意してください。
ツイートを削除するときの注意点
- 注意点1 悪質なアプリと連携して個人情報を流出させない。
- 注意点2 一度削除したツイートは復元できない。
- 注意点3 全消しするアカウントを間違えない。
上記の注意事項を踏まえたうえで、一括削除の手続きを進めましょう。
未来を縛る投稿は控えるべき
以上、ツイートを安全に全消しする方法について紹介してきました。
これらを活用すれば、過去の投稿をまとめて消去できるので便利です。
しかし、削除可能だったとしても、未来を縛る投稿は控えたほうがよいと思います。
一度、ツイッターで画像、動画、文書をアップロードすれば、だれがそれらを見て、悪用するかは分かりません。
デジタル社会は何でも記録が残ってしまいます。
そのため、ツイートを投稿する前に「本当に投稿して大丈夫かな?」と考えることが大切です。
軽いノリで投稿したことで人生を台無しにするケースもあります。マナーを守って楽しくTwitterライフをおくりましょう!